自満ブログ

自己満足のブログ、略して自満ブログ。 どうやら自満のために生きている筆者のブログ

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巾木  

これは巾木(はばき)
これは巾木

これも巾木
これも巾木

壁と床の見切りに使う
巾木

壁が出っぱっているところ(出隅)では、
45度にカットして(留に切る)、合わせる
留

同じ材同士であれば、ピッタリ合わさる
同材での留

しかし、材料の形が違えば、当然ながら合うわけがない
異材での留

どっから見ても、ホ~ラ合うはずがない
異材での留2

ま、色が違うのは、たまたまこんな端材しかなかったからだけど、
色が同じだったとしても、絶対に合わない
異材での留3

無理に形を合わせようとしても
欠き取る

汚いことには変わりはない
色付けしても汚い

無垢材なら少しは見栄えもするのだが…
いや、そういうこと。
ああ汚い


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寄せ蟻  

外欄間を造る

敷居と鴨居に溝を掘り、
1

吊り束のための加工をする
2

吊り束は上下『寄せ蟻』
3

4

取り付けの原理は『表札』を参照されたし
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鴨居と敷居にあわせて吊り束を落とし込み
6

横から叩き込む
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で、外欄間の枠の
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出来上がり
9

あとは、どんな欄間が入るか?楽しみに待つだけ。
頼んだよ建具屋さん!


ふと、『寄せ蟻』をネットで検索したら、とんでもない用語の仕い方が流布しつつあるようだった。
チーバカ、『蟻を』寄せるのでなく、『蟻が』寄せるのが『寄せ蟻』だと思っている。
用語がどうこうということではない。
日本建築の原理にかかわることなので、あえて記事にしてみた。
重力に逆らって鴨居・敷居を引き寄せるための苦心を舐めるなよ、プレカット屋。ブハハハハ!

腕木  

これは腕木
DSCI0022.jpg

サンプルで造った塀なのでスカスカになっている
DSCI0025.jpg

でも完成品で向こう側が見えてはとても恥ずかしい
DSCI0026.jpg

で、機械で穴を開けたあと、手で広げ、
DSCI0011.jpg

腕木を摺り合わせる
DSCI0012.jpg

一本一本微妙に違うので、番号が振ってある
DSCI0027.jpg

んでもって、腕木を加工するときに番号を切ってしまい、どれがどれだかわからなく…
ああ、実にチーバカらしい間抜け振りが予想されるので、
柱で隠れるところに番号を書いておこうっと。
でも、抜いたとき「い一」とか「は八」だったらカッコいいけど、
「1.2.3…」じゃちょっとカッコ悪いなァ…。

長押  

これは貼り物既製品の長押
既製長押

これは無垢材の長押
長押挽き

いづれもなぜか四角ではなく、三角になっている。
取り付けるのに、廻り縁と同じような加工をするのだが、
斜めなのでとてもやりづらい。
なぜに三角?理由を考えてもわからない。

唯一考えられるのは、木取り。
同心円上に木取れば効率よく取れる。
昔は人件費に比べ材料費が高かった。
柾目取りは今でも高価である。
だから材料費を抑えるために、こんな形になったのではないか?

昔~し、昔しは、長押も構造材であったが、
貫工法ができてからは化粧材となった。
化粧ならば、見えるところだけ気にすればいい。
で、極力安上がりに…
そんなところかと。

もしそうだとすれば、
今の貼り物の長押、頭が悪すぎる。
角物に化粧の薄皮を貼るだけでいいのに、
安い芯材をわざわざ斜めにカット(長押挽きという)し、幾分でも現場加工がし易いように欠き取りをしている…。
チーバカこれを使っていた頃、造作材なのに硬い節と斜めの面の加工が嫌だった。

だから無垢材を使っている今、
長押はこんな形にしている
007_20130710000531.jpg

角なら機械に通るし、加工も早い、長押裏の塗り壁もきれいに納まるので、長押蓋など必要ない。
いいことずくめである。
無垢材なら長押挽きもわからないではないが、貼り物で長押挽き…

世の中、油断してると本質を見失っていることが結構多いものである。

目板張り  

築250年
至るところシロアリの食害でリフォーム。

ここは地貫がボロボロで、外の板壁も張替えに。
DSCI0789.jpg
元と同じく『目板張り』に。

地貫を入れ
貫

板を貼る
DSCI0793.jpg

え?隙間が空いてる?
DSCI0794.jpg

いいの、いいの、エー加減な大工の仕事だから…
ではなく、木の伸縮を考慮した隙間なのである。

で、隙間の空いた板の継ぎ目に『目板』を打ち付ける。
目板

幕板の上に笠木を取り付け完成
笠木

お客さんは新しい壁をとても喜んでいたが、
チーバカ、どうも満足いかない。
この『目板張り』、新しいうちはきれいなのだが、古くなるとみすぼらしくなるのである。
おそらく、高さが原因なのだと思う。
この半くらいの高さなら、古くなってもそここ見栄えがすると思われる。
あるいは、厚みとのバランスなのかもしれない…。

とは言え、この張り方は一番合理的だと思う。
板が竪なので雨がかかっても水はけがいいし、
板と板の間にクリアランスがあるので木の伸縮にも対応できる(腰壁に竪羽目板をピッタリ張ると、湿気で膨らみ板が外れてしまうことがある)。
手間もかからない…

でも、手間がかかってももっと上手い方法がないか考えようっと。

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