その少女、
名は小石(こいし)。

秋風の中、ずぶ濡れになって、
泣き止まない赤ん坊を前に途方に暮れていた。

子守の途中、
井戸辺で一休みしているうち、赤ん坊諸共井戸へ。
幸い浅かったため、なんとか自力で這い上がったのであるが…。

帰る家は既にない。
親戚の家に子守として居させてもらっている身。
こんな不始末をして、どうしていいかわからない。
寒さに震えながらも、せめて赤ん坊が泣き止んでくれないかと あやしてはみるが、
徒労でしかなかった。

どれほどの時間が経っただろう。
たまたま通りがかった、やはり親戚の小母さんがその光景を見咎める。
「まあ!どうしたの、こんなに濡れて!」
彼女を自分の家に連れて帰り、
赤ん坊共々乾いた着物を着せてくれ、
寒さで震える小石に、金平糖を一粒食べさせる。


「あの金平糖はほんとうに美味しかった」
祖母は嬉しそうな顔に戻って私に言った。
外孫であるチーバカが唯一祖母から聞いた『思い出話し』である。

どこやらのブログで紹介されてい『コクーン』という映画のはなしを読んで、
ふとそんなことを思い出し、
祖母に優しくしてくれた、その『小母さん』にお礼が言いたくなったのである。

私が知る限り、祖母は常に控えめで、言いたいことがあってもじっと我慢する。
そんな性格である。
幼い頃からの身の処し方が浸み付いているのだと思う。
逆に考えると、彼女の子供の頃の生活がどんなものであったのか、
想像すると不憫でならない…。

そんな中でも、幼い彼女に優しくしてくれたこの『小母さん』。
思い出として孫に語れる話しにしてくれたこの方に、
彼女の孫として、80年以上も経った今ではありますが、

ありがとうございます。


能書きを言おう思っていたのでありますが、
ちょっと素直になり過ぎてしまったチーバカではありました。
11/19|チーバカの系譜コメント(23)TOP↑
この記事とコメントレスのあと、三毛猫さんから、大変危険という御指摘があった。

これ、昔流行ったのでやったことがあります!
鼻に塩水を入れて上を向いたとたんに頭がつ〜んとなって
わけがわからなくなります。
で、夜に耳から耳汁がでます。本当ですよ。

私はこれで耳の鼓膜に塩水がたまって、聴力検査でピーが聞こえず
耳の塩水抜きをするハメになりました。
風邪をひいて内科にいく代わりに、塩水を耳鼻科で抜いてもらった
ということです。本当ですよ。
これは危険な情報です!!


『鼻うがい』に関しては、鼻から通す方法が一般に行われているようであるが、
その場合でも、中耳炎の危険性が挙げられている。
チーバカに関してはこれまで問題はなかったが、
他の人に危険がないとは言えないようである。
注意を促したい。

以下は元記事。
---------------------------------------------------------

チーバカ、
昔から風邪には滅法弱かった。
冬になると、毎年のように風邪に罹っていた。
よく扁桃腺が腫れるため、ルゴールは常備薬で、
いつも自分で、ノドチンコに綿棒で塗っていた。

大きくなって、
風邪になると、鼻の奥・口の上が熱をもち、そこが患部であると思うようになった。
そこを冷やしたい…
しかし、自分ではどうすることも出来ない。
そう思っていた。

新聞の投書欄で、「『鼻うがい』がいい」という話しを見る。
しかし、そのときは風邪に罹っていなかったため、
「フ〜ン」と思っただけであった。

10年ほど前、
いつものように風邪にかかり、
塩水でうがいしていたときのこと。
ガラガラガラガラ…
吐き出そうとしたとき、なにかの拍子に塩水が鼻に入り、
ゲホ!ゲホ!
鼻から塩水が、タラ〜リ・・・

あ、「あそこ」に塩水が行った。
お〜そうであったか!
こうすれば「あそこ」に水が通るのか!
う〜む、なんかいい感じ。
『鼻うがい』のなんたるかは全く知らないチーバカ、
これが『鼻うがい』であると思ったのである。

ネットを始めてから知った『鼻うがい』は、
どうやら鼻から入れて、反対側の鼻、あるいは口から出すもののようである。
しかし、それとは知らぬチーバカ、
奇人・変人コーナーに出られるような技を習得すべく、
『チーバカ鼻うがい』に励む。
しかも、鼻の粘膜に悪いウルトラ高濃度の塩水で。

初期だったためか、二日ほどで風邪が治ってしまった。
以後、風邪をひくと『チーバカ鼻うがい』をして、自分で治している。
インフルエンザにも多分何度か罹っている。
しかし、チーバカは2〜3日で回復してしまい、
症状は嫁に出るだけである。
ここ10年ほど、風邪で苦しんだことはない。

塩水を鼻から垂らすチーバカを見て、
『チーバカ鼻うがい』を白い目で見ていた嫁も、
去年は、よほど辛かったのか、秘かに試していた。
塩水がわづかに通ったは一度だけだったらしいが、
「少しはいいかも」と言っていた。
その後、修行に励んだようだが、二度と通ることはなく、
結局、寝込んでしまった・・・。

世間ではインフルエンザが流行っているようだが、
チーバカ、いつでも『鼻うがい』ですぐに治すことができるので、
全然心配していない。

風邪をひくと、鼻の奥に熱を持つ人は、
一度『鼻うがい』を試してみては?
初期であれば、2〜3回(朝・夜一回づつ)で直ってしまいますョ。
ググればやり方や効用もたくさん出てきます。

ただし、『チーバカ鼻うがい』は修行が必要ですが。

-------------------------------------------------------------------

尚、コメントに関してはそのまま載せてあります。
要注意。
11/17|小技コメント(16)TOP↑
世に、他人の世話になることが嫌な人がいる。
私が良く知る大工の話。

彼は他人と一緒に仕事をするのが苦手。
合わせることは出来るが、余計な気を使うのが嫌らしい。
材料を階段のない二階に上げるのも、工夫して一人で上げる。
彼に言わせると、
「気ィ使うよっか、頭と体を使う方がいい」のだそうである。

そんな彼も、「上げるの手伝いますよ」と言われて、断りきれないことがある。
すぐに手伝ってもらう場合はまだいい。
しかし、それが間を置いて手伝ってもらうことになる場合は・・・

休憩のときのこと。
「コンパネ上げるなら手伝いますよ」と塗装屋さん。
断りたい件の大工「あに〜っ!年寄りだと思ってバカにすな!」(笑)「大丈夫、一人でボチボチ上げるから。上げる前にやることもあるし。」
休憩が終わり、
「じゃ、上げるとき声掛けてください」そういい残して、塗装屋は自分の仕事にかかるため別の部屋に立つ・・・
『(手伝って)いらね〜よォ!』と言うわけにもいかず、「はい、よろしく〜っ!」
『ああ、メンドクサイ…』

上げる用意ができた。
さて、塗装屋さんに声を掛けねば(ああ、メンドクサイ)。
『上げてもらえる?』
と言えば、気軽にやってもらえることはわかっている。
『どうもね〜!』
で相手も満足してくれることもわかっている。
でも、それは嘘をつくことなのである。
本当はうれしくないないのに・・・。
本当は『放っといてくれ』という性格の悪い人間なのに・・・。

で、大工が言った言葉は…。

大工「塗装屋さん、なんかあっちで大工が『コンパネ上げろ』って騒いでるんだけど、どうする?」
塗装屋さん「ああ、あのメガネ掛けた大工ですか?ククク…」
大工、メガネを直しながら「うん、そう。でも忙しけりゃ、『コンパネぐらい自分であげろっ!』って言っとくけど?」
塗装屋さん「しょうがね〜なァ、上げてやりますか?アッハッハ!」

そう来なくっちゃ!
ああ、これで気が楽になった。
『たかだかコンパネを上げるのを手伝うくらいで、塗装屋めっ!なんて恩着せがましい奴だ…ワッハッハ!』
全く性格の悪い大工である。

11/12|小技コメント(6)TOP↑
工場長を前に、用意した資料を基に概要を説明・・・
したとは思うのだが、この辺は覚えていない・・・。
おそらく、「通信するデータによって必要なものが決まる」ので
「どんなデータをやり取りするのか?」と訊いたかと思う。
『なにに使うか』訊く
それがチーバカにとっての目的であったから。

販売管理データだという。
『?? ここは工場。販売管理データが必要なのだろうか?
『あるいは、本社での受注データを基に生産計画を…ということか?』
工場長は、チーバカの疑問に答えるように、話しを続ける。

「実は、本社の経理部で販売管理システムの導入の話しがもちあがり、」
生産管理システムを考えていた工場部門としては、
将来データ上の問題から、販売管理システムに制約されてしまうことを恐れ、
工場側から販売管理システムを逆提案しようと考えたのであった。
そして、本社サイドで導入を考えているのが、
「実はリコー…」なのであった。
そしてそれは、こちらにも支店がある事務機器販売店が営業をかけてるとのこと…。

ひょっとしたら誤解する向きもあるかもしれないので、言っておく。
これは決して部門間の勢力争いではない。
製造業にとっては生産現場こそが命、
したがって販売管理よりも生産管理が優先されるのは至極もっともなことなのである。
「初めてコンピューターを導入。先ずやりやすいところから」
営業に勧められている本社の経理部の様子が想像された。

なるほど!
それで「リコー以外」であったか。
リコーへの対抗として、まさかリコーを推すわけにはいかないのである。納得、納得。
これで全てが見えた。
あとは最良と思える提案をするだけ。
売れようが、売れまいが、自分の会社ならこう考える。
そんな視点から。

定見のない営業なら、
あるいは、売るために「データの互換性」の高さと、リコーと比較した場合のメリットを強調するかもしれない。
も少し、頭の回る営業なら、メリットでリコーを蹴落としておいて、その実「互換性」に種々制約のあるシステムを推し、
将来の生産管理システム自体、他社を排除することを目論むかもしれない(役所の入札でそれに類似したやり方を時々目にする)。

それはさて置き、
信頼こそが営業の要と考えるチーバカ。
工場長の話が終わるのを待って、意を決したかのように切り出す。
「販売管理データの通信ということであれば、今日お持ちしたNECの方がリコーよりも柔軟性があり、おそらくはトータルでも勝っていると思います
「でも、『生産管理』まで考えておられる、というか、今のお話しではむしろ『生産管理』に重点を置いてらっしゃる。
「であれば、私としては『リコー』をお薦めします。」

工場長の『ムムッ!』という顔をじっと見ながら、
NECの販売姿勢(いいハードを安く提供します、どなたでもご自由にお使いください→パーソナルからヘビーユーザーへ)と
リコーの扱うIBMの姿勢(システム設定を前提として、例えばリコーのような設計・管理のできるディーラーを主に→システムユーザーからヘビーユーザーへ)の違いを説明。
工場における生産管理システムは夫々の会社独自のものであり、
更に、ただでさえシステム導入時に混乱を起こしやすいときに、バックアップ体制がとれないメーカーであれば、
製造業にとって根幹である現場に重大な問題を引き起こすことになること。
などを、じっくり説明する。
「だから、専門のSEやプログラマーをもち、多業種の生産管理システム導入のノウハウをもったリコーをお薦めします」

「わかりました」と工場長。
少し間を置いて、「リコーで進めたいと思います。販売会社は(本社には)お宅をあげさせていただきます」
チーバカ「・・・(うわ凄い、判断力の早い人だなァ)ありがとうございます。」

翌日だったか、翌々日だったか?
工場長から電話があった。
「生産管理システムの検討を始めることになったので、打ち合わせに来てほしい…」
販売管理ではない、生産管理である!
工場長・・・恐るべし。
最低1000万の契約がほぼ確定したのであった。
11/09|営業職人コメント(10)TOP↑
あ〜ァ、消しちゃった

     消しちゃった

     消しちゃった
     
     消しちゃった〜〜っ!
                         

ハ〜ァ・・・
     
11/08|未分類コメント(10)TOP↑
「欲しい」客に売らなかった、
「要らない」物を売った。

今回は「欲しいメーカー」ではなく「要らないメーカー」の物を売る話し。

「リコー以外のパソコンが欲しい」
そんな話しを営業がもらってきた。

NEC全盛の頃、事務機器販売店は富士通系かIBM系が主力商品であった。
当社はコピー・FAXなどでリコーの代理店であったため、提携するIBMを主力としていた。
とはいえ、システム商品が主のIBM、
小規模の事務機器販売店の手に負える商品ではなく、リコーに「おんぶにだっこ」、
ただ情報をあげるだけの、「営業」とは言えない営業がほとんどであった。

ただ、チーバカだけ、なにやら「システム課」と勝手に名乗り、
ポツポツ、小規模事業向けにパソコンを販売していた…。

「リコー以外」
パソコン自体、その何たるかがあまり理解されていない頃のこと。
話しは必然的に、自称「20歳」…いや自称「システム課」のチーバカのところに舞い込んでくることになる。

従業員100人?ほどの製造の会社。
工場長がパソコンで「通信したい」のだが、「リコーではだめ」なのだと言う。
はて?不思議なはなしである。
「何を通信するの?」
それはわからないと言う。
「なぜリコーじゃだめなの?」
それもわからない…。

本当は、直接行って訊きたいところであるが、
訊きにいくわけにはいかない。

余談ではあるが、これが営業のセンスである。
実はもうチーバカと客の会話は始まっているのである。
客は営業を通して当社に「パソコンが欲しい」と伝えた。
そのときに会社を代表して話を訊いた営業が質問しなかったのだから、
会社として「はいわかりました」と言ったことになる。
なんらかのリアクションが必要になる。
それなしに、再び行って「なぜ…?」と訊くことはできない。
「『わかった』と言ったのに、また話しをしなきゃいけないの?」
気の短い人なら、
「わかった、もういいよ!(別のところに頼むから)」
ということになってしまう。
そしてそれは、決して故無きことではない。
「うちに『子供の使い』のような営業マンをよこすとは、軽く見られていか、基本ができていない会社か、どっちにしても話しがスムーズに進まない会社だなァ」という、
無意識の心のあらわれなのである。

で、チーバカ「『なぜ…』かを訊くために」
客の要望を満たすための仕事をする。
当時、パソコンと言えばNEC。
「『工場長が勉強のため、人気の高いNECでパソコン通信をやってみたくなった』という設定」で。
(もしこれが間違った設定であったとしても、問題はない。だって、『なにに使うか』言ってくれなかったんだも〜ん!「訊かなかった営業も悪いけど、言わなかった工場長にも落ち度はあるからチャラねっ!エヘヘ」ってところ。多分リコーの代理店に無理にNECを出させた後ろめたさもチョイトはあるはず…)

「ネット」などと言えば「ミカンを入れた網」くらいしか思い浮かばない頃のこと、
通信用パッケージソフトと、場合によっては専用にプログラムを組む場合の概算を用意。
NECの98(キューハチ)で概算見積もりをする。

さて、営業マンと二人で、営業に出かける。

と、いうところで、♪ちょ〜ど 時間と〜なりま〜した♪
面倒な前置きにお付き合いいただき、申し訳ありませんが、
本題は次回ということで。
11/06|営業職人コメント(6)TOP↑
tyosaku2.png
プロフィール

Author:チーバカ
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ