自満ブログ

自己満足のブログ、略して自満ブログ。 どうやら自満のために生きている筆者のブログ

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三つ子の魂百まで  

富良野市の外れ、ドラマ「北の国から」のロケ地となった六郷に程近い地に、母の実家がある。
今は無いが、かつてあった家は、開拓者として入植した祖父が自分の手で建てたものであった。

平屋のその家は、小屋裏をそのままのかたちで寝室としていた。
高さこそ低いが、子供6人が寝るには十分な広さであった。

廊下の突き当たりの台所は湧き水の池にかかるように建てられていた。
水道が敷かれてからも、その湧き水が台所仕事に供されていた。

チーバカ、祖父の記憶は無い。
自分が生まれたのが先か、祖父が他界したのが先かすら知らない。
家族を省みなかったという聞いた話ししか知らないチーバカにとって、
その家が唯一、祖父の面影であったのかもしれない。

就寝で、裸電球の点いた小屋裏部屋に入るときのワクワクした気持ち。
とても眠るどころではなかった。
にもかかわらず早起きして、朝食の用意をする祖母や叔母の手伝いと称して、
傍らで湧き水の池の水を汲む…。
チーバカ、祖父が建てたその家が大好きであった。

自分の家を建てたとき、頭の中にあったイメージは、
大工であった父には申し訳ないが、
大雑把で荒削りではあるが、味わい深い祖父の建てたその家であった。

数年前、叔母がチーバカの家に来たとき、
「やっぱり大工さんの建てた家ね~」と言っていた。
『違うよ、祖父ちゃん(開拓者)の家だよ』と思ったが、
よくいる日本人の振りをして、意味不明なニヤニヤ笑いで誤魔化した。

三つ子の魂百まで、か?
幼稚園児だったから、六つ子だけど…
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