自満ブログ
自己満足のブログ、略して自満ブログ。 どうやら自満のために生きている筆者のブログ
「壁にフックを付けたいが穴を開けたくないので板を貼って欲しい」と言われる。
?板だって壁に穴を開けないと取り付けられないのだが…
などと思いながらも、その心理を考える。
漆喰の壁に直接無粋な金属フックを取り付けるのが嫌…なのか。
で、造ったのがこれ。

ま、木と漆喰の家だから、やっぱ木のフックがいいのだろうと。

しかし、掛けるのはほとんどが絵画であるらしい。
でも、絵画を掛けるのであれば、木製フックの存在感は強過ぎる。
そこでフックはやめにして、直接絵画を壁に付けることにする。

白い漆喰を背景に少し壁から浮き出た絵画は陰影をかもし、中々に趣がある。
「なんか画廊みたい!」との評(いえ、いえ、奥様、チーバカそんなにたくさん絵を飾っているのは画廊以外に見たことありませんってば)。
いつも考える。
工務店ではなく、チーバカに直接依頼する。
それは何を意味するか。
工務店はもっとガンバるように!
チーバカに手間かけさせるんじゃない。
…いや、面白いけど。
尚、技術上の詳細は追記にて

壁に取り付けたコマと額の裏板に取り付けた本体の関係

裏板に取り付けた本体とコマ

本体とコマ

サンプルとして造った額が小さいので木製フックも小さくカットしてみた

原理は『表札』http://tiibaka.blog121.fc2.com/blog-entry-134.html 『表札』参照のこと。
チーバカさん、ありがとうございます。
お手数をおかけいたしました。
壁に、留めるものを、つけないとダメなんですね。
納得!!
四角い木は、壁についている、表札も、表札をかける壁や柱に、四角い木を取り付ける。
なんですね♪
壁の陰すてきです。
写真に写っていた、とっても沢山の壁掛け、全部つかったら、素敵は画廊です♪
漆喰に金具のフックより、チーバカさんのフックの方が素敵です。
なにもかかっていなくても、フックが飾りになります!!
>チーバカに直接依頼する。
>それは何を意味するか。
チーバカさんのお仕事が素敵だから、希望にそった、自分のイメージより(自分でわかったいない部分まで、かゆいところまで手が届いたような)センスのよいものを作ってくださると思うからのように、私は思うのですけれど。
ネコこころ #PznwBwmE | URL
2012/11/15 13:26 | edit
to ネコこころ さん
>…なんですね♪
です、です。
>壁の陰すてきです
だしょ~っ。
>希望にそった、自分のイメージより(自分でわかったいない部分まで、かゆいところまで手が届いたような)センスのよいものを作ってくださると
まさにおっしゃる通り!
チーバカそれをヒシヒシ感じております。
しか~ァし、
それは職人の仕事ではないのです。
本来は工務店がしなければいけない仕事。
でなければ、工務店は何をもって利益を計上するのか?
何をもって職人の上前をはねる権利を有するのか?
というのがチーバカの主張するところなのであります。
工務店・ハウスメーカーなどというものがない状況下では、職人の仕事としてそこまで求めてもいいのですが、
「顧客を満足させる」ということを使命ととする『会社』が認知されている今、
それは当然に工務店の仕事となるべきなのであります。
あ、またチーバカ面倒くさいことをカタリ始めた。。。
嫁からよく言われるんです。
「ハイ、ハイ。」って。
ゴッルラ~嫁!ちゃんと聴け!
…嫁が見てないのでチョト強気で言ってみるチーバカでありました。
絶対内緒ね。
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/15 23:59 | edit
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# |
2012/11/17 13:40 | edit
チーバカさん、こんにちは。
>工務店は何をもって利益を計上するのか
そのしたみて、わかったような気がします。
工務店の利益を増やすお客様が喜ぶ、欲しいサービスはなにか、工務店が考えることですね。
お客様にとっては、下請け・孫受けも、工務店さんも区別がないですもの。
家をたてに来てくれる人は、皆工務店の人なんです。
昔みたいいに、大工さに家をたてるのをお願いする人すくなくなりましたね。
あまりにも住宅設備機器が多くなったせいなんでようか?
ネコこころ #PznwBwmE | URL
2012/11/17 22:13 | edit
to 管理人のみ閲覧できます さん
ワッハッハ!
別にそんなに気を使っていただかなくったって結構なんですが、
『負けるもんか』とばかり、PCメールで『身上書』をお送りいたしました。
どうだ!参ったか?ブハハハハ!
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/18 09:18 | edit
to ネコこころ さん
実は長々書いたのですが、
『読むの疲れるよな』と思い返しました。
>…工務店が考えることですね
です。
>大工さに家をたてるのをお願いする人すくなくなりましたね
大工が今の工務店と同じ愚を犯してきたからだと思っています。
大工が廃れ、工務店が廃れ、次はハウスメーカーの番だと思います。
建築業界だけじゃありません。
お客さんの要望を聞き、それにあった商品を提供する。
それができない業者は去っていくのは必然であると思うのであります。
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/18 10:24 | edit
チーバカさん、
長々を読んでみたかったです♪
>同じ愚を犯してきたから
チーバカさんの、出番です!!
ネコこころ #PznwBwmE | URL
2012/11/18 14:23 | edit
こんばんわ~
>「壁にフックを付けたいが穴を開けたくないので板を貼って欲しい」と言われる。
?板だって壁に穴を開けないと取り付けられないのだが…
無理難題に思えますけど、お客さんの要望になんとか答えようと頭を使って考え出す所がすごいです!
こうしてほしい、こんなのがほしい、って私も日々の生活で思いますけど、なかなか形にできないものです。
ヒナまま #- | URL
2012/11/18 20:20 | edit
to ネコこころ さん
>出番です!!
アッハッハ!ありがとうございます。
でも実はもう始めています。
以前、『チーバカ構想』なるものを考え記事を書いたのですが(カテゴリー参照)、
『職人にはまだ早い』と中止しました。
しかし、よくよく考えると、チーバカ自身にとっての必要性がわからなかったとわかりました。
チーバカにとっての必要性がわかったので、本腰を入れて始めることにしました。
この件はいずれ記事になると思われます。
読み流せば些細な記事でしょうが、
よ~く読むと、これからの日本のあり方を示唆する内容となるのではないかと思うのであります…おそらく。
多分記事を書く頃には、チーバカ自身こんなレスは忘れているとは思いますが。
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/18 23:01 | edit
to ヒナまま さん
>無理難題に…
ですよね、アッハッハ。
ヒナままさんは意図を明確に表現しますが、多くの人は、中々そうもいかないみたいです。
でも、よくよく聞くと、案外わかったりします。
それがわかれば、あとは自分の頭の中から使えそうなものを取り出す作業をするだけなので、意外に難しくはないのかもしれません。
というか、結構面白い作業だったりします。
問題なのは『聞く』ということだと思います。
それができないので色々なトラブルが起こる…。
チーバカ、かつて営業をやっていたので、それをよ~く知っているので、
建築業界の甘さが目に付くのであります。
専門知識の量が多いがために、『素人』の話を軽くみる。
そんな傾向があるのだと思われます。
そしてそれが、『聞く』ことを妨げている。
チーバカから見ると、建築業界は営業の素人集団としか見えないのであります。
なんだかコメントから遠く離れたレスになってしまいましたが、そんなとこです(って、どんなとこだ!)。
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/18 23:55 | edit
>『チーバカ構想』なるものを考え記事を書いた
覚えてます♪
>専門知識の量が多いがために、『素人』の話を軽くみる。
そんな傾向があるのだと思われます。
そしてそれが、『聞く』ことを妨げている。
なるほど!!知っているつもり、思い込み!!
ネコこころ #PznwBwmE | URL
2012/11/19 14:47 | edit
to ネコこころ さん
>知っているつもり、思い込み!!
もちろんそれもありますが、
それは建築業界に限ったことではありません。
建築業界に特異な点は、『知ってるつもり』による誤解を、誤解のまま切り捨て一顧だにしない、ということがまかり通っており、そのことに疑問すら感じていないのであります。
それは、知識量が多いため、それを適用して既知の知識に合わない意見を簡単に無視してしまうという杜撰な心理によるものだと思うのであります。
・・・あ、危うくこんな話を『長々書』き続けるとこでした。
ね、『読むの疲れる』でしょ?ブハハハハ!
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/19 22:08 | edit
面白い♪内輪の話
>知識量が多いため、それを適用して既知の知識に合わない意見を簡単に無視してしまう
建設業界だけでなく、ありがちなことだと思うのですけれど・・・
ネコこころ #PznwBwmE | URL
2012/11/19 23:04 | edit
to ネコこころ さん
>建設業界だけでなく…
素人営業にはありがちですが、
建築業界のそれは、通り一片の知識をもって知識量とするところに問題があるのです。
つまりその知識は「広く浅い」ものであり、
「おい、おい、それじゃ煙に巻くことはできても説得はできないだろう」レベルなのであります。
前回の現場でこんなことがありました。
上棟の前に柱や梁が現場に運ばれてきました。
山積みにされた材料の木口を見て、お客さんが監督に言いました。
「みんな割れてるじゃないか!」
監督は「木はどうしても割れるんです。」と既知の知識を披露。
普通のお客さんなら『そんなもんなのか』と引き下がるわけですが、
このお客さん「多少割れるのはわかるが、こんなに割れてるなんて」納得いかないようでした。
おそらく監督は『これくらいの割れは普通だ』と思っていたことと思います。
とは言え、聞く耳を持たないようなお客さんの状況は理解していたようで、黙りこんでおりました。
まさに「取り替えろ」と言いかねない状況を見かねて、チーバカが応対しました。
木が割れる原理を丁寧に説明し、
割れが嫌われるため、ほとんどの建築会社は集成材という工業製品を使っている、
それでは無垢材が売りの工務店に注文した意味がないのではないか?
その他、ありとあらゆる専門的知識をチーバカ独自見解で解説しました。
ほとんどはチーバカが納得して受け入れた知識なので、素人にも説明は簡単で、
相手も納得いったようでした。
要は、お客さんは『割れてて不安だから、安心させて欲しい』と思っていただけなのであります。
以後、お客さんはチーバカに全幅の信頼を置き、
監督を軽ろんずることとなったのでした。
もちろんこの件に関してはチーバカの知識が多かったのですが、
ことの本質は知識をどう受け入れているかの問題であるのかと思われます。
この業界で、チーバカが何か疑問があって問うと、多くの場合理由がわからないのであります。
「そういうことになってる」からが最終回答だったりします。
以前いた業界とは全く違っており、驚いたものです。
あるいは一々問うキリがない程の情報が必要だからかもしれないと考えるに至った次第です。
他の件もあって、監督には「一番大事なのは『なぜ』だよ」と言っておきました。
あれ?レスになってるかな?
ま、いいや。ブハハハハ!
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/20 21:08 | edit
なぜなぜ、ネコより。
>煙に巻くことはできても説得はできないだろう
↑の文章の下読んだら確かに!!
>割れが嫌われるため、ほとんどの建築会社は集成材という工業製品を使っている
そるのも。ふしももですね。
>『割れてて不安だから、安心させて欲しい』と思っていただけなのであります
私も、そのお客様と同じかも。
納得できないと、納得できるまで、聞きたいほうです。
>何か疑問があって問うと、多くの場合理由がわからないのであります。
>「そういうことになってる」からが最終回答だったりします。
そんなの、気になって、気になって、夜も眠れません(爆)
>キリがない程の情報が必要だから
なんだか、業界の人が気の毒になってきました。。。
て全然、チーバカさんの気持ちと別方向へ。
スミマセン。
話飛びます。
で、割れが嫌われるため、なんのかんのと、集成材をすするめるところも。
友人のところが、リフォームで天然木の床にしたいといったら、そって毎年フラットに削らないといけないからとか何とか言われ、工業製品の床材になりました。
我家は逆に、洗面所、普通の壁紙だったのを、工務店の社長が、壁紙だと湿気に弱いし、夜間電気温水器もあるし、洗濯機も置くし、洗面台もあるので、後で壁の補修ができないので、腰壁にパイン材使っているので、わざわざ別手配しなくてもいいので、パイン材にしましょうて、材料も安いして、提案されました。
床も、他は安物なのに、洗面所だけはヒノキの床材提案されました。
面積少ないからそんなに高くならないからて。
14年たちますが、削る必要なってありません。
他の部屋もヒノキにするんでした・・・
特に冬は絶対いい!!
全然違う話スミマセン。チーバカさんの記事で思い出しました。。。
ネコこころ #PznwBwmE | URL
2012/11/20 21:36 | edit
to ネコこころ さん
>そるのも。ふしもですね
はい。
その点に関してはもっと凄くて、
集成材はまだ木が主体でありますが、
今や、紙とビニールでできているのであります。あな恐ろしや。
>業界の人が気の毒に・・・チーバカさんの気持ちと別方向へ
いえ、そうでもないです。
チーバカも可哀想だと思ってます。
中途半端な知識を振りかざす施主、知らないのをいいことに言いたい放題の設計士。
そんなわけのわからない連中の間に挟まれて、それでも家を形にしなければいけない。
『気の毒』では言い尽くせないほどであります。
しかし、だからと言って、
中途半端な知識でお客さんを言いくるめようとするのは許されないことであることは、ネコさんも同意のことと思います。
『そって毎年フラットに削らないといけない』
などと有り得ない『知識』をもってお客の希望を却下した工務店がゴロゴロ存在するわけですから。
『反る』のは事実(但し適正な品質の製品で、適正な施工が成されていれば、ほとんど反らない。ま、使用環境にもよりますが)。
しかし、『毎年削らないといけない』というのは間違いあるいは嘘(反りを直すと、その後の反りは漸減する)。
そもそも床を削るというのは余程のことでなければ有り得ません。
そんな施工をすること自体、その工務店の質を如実に表しているわけです。
私なら恥ずかしくてそんなことは言えません。
いっそ、「当社はお客様を満足させられるほどに無垢材に関する施工技術はありません」と言う方がどれほど信頼できるか、とチーバカは思うのであります(いえ、皮肉ではなく本気で)。
>他の部屋もヒノキにするんでした・・・
特に冬は絶対いい!!
ですねェ。
でもチーバカは杉の方が好きです。
冬はヒノキよりも温かい。
夏はヒノキ以上にサラッとしてる。
・・・ただ、傷が付きやすい。
キズを直すときもヒノキがいい(大工としてはね。
ブハハハハ!)
チーバカ #l3W7yd.M | URL
2012/11/21 00:35 | edit
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